右クリックによるメニューの表示が遅い・重い(Windows 10)
状況
最近Thinkpad X1 Carbon (3 Gen)でWindows 10を利用していたのですが, デスクトップやフォルダの何もないところで 右クリックしてからメニューが表示されるまでの時間がかなり長く,「重い重い」とイライラしていました.
原因
どうやらIntel HDグラフィックスドライバのシェル拡張機能 igfxDTCM(intel graphics Desktop Context Menu?)が原因らしいです.
解決方法
(以下の方法を試すのは自己責任でお願いします)
シェル拡張機能が原因なので,それを無効にすればよいみたいです. regeditを起動し以下のパスにあるigfxDTCMを削除すると直りました. 一応バックアップを取っておいたほうがよいでしょう.
\HKEY_CLASSES_ROOT\Directory\Background\shellex\ContextMenuHandlers\
レジストリの変更方法等はこちらを参考に→ Windows 10のレジストリ設定の基本 | Think IT(シンクイット)
上の方法で直らないのなら\HKEY_CLASSES_ROOT\Directory\shellex\ContextMenuHandlers\や \HKEY_CLASSES_ROOT\Folder\shellex\ContextMenuHandlers\以下も調べるとよいかもしれないです. shellex\ContextMenuHandlers\以下のキーが右クリック時に呼び出され表示されるアイテムに対応している様子.
igfxDTCMを削除すると右クリックからメニュー表示までのラグがなくなり, メニューに「グラフィックス・オプション」が表示されなくなりました.